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ビーチ練習備忘録~パス編~

更新日:2020年3月10日


ラフで行った練習内容を目的やポイントなどを踏まえて記録していきます。

今回はパスについて(*‘∀‘)


さて、それではまず最初に

練習するにあたって大前提としてどのプレーにも

「ボールの扱いの上手さ」ってのが関係してきます。

同じ動きをしていても、指先でのほんの少しの感覚、力加減などで

プレーの質は大きく左右されます。

こればっかりは経験がモノを言う技術です。

経験とはすなわち時間。

ボールを、打つ、はじく、とる。

つまりは触っている時間。

これが多ければ多いほど上手くボールをコントロールできるようになります。


某大人気バレーボール漫画でも

「バレーはボールを持てない球技。球に触れられるのはわずか0,数秒。 その一瞬を操れ。球が身体の一部であるかのようにだ。」

と言われてました笑


まさにこの通りで、ボールに触れられるのは一瞬だからこそ

その一瞬でボールをコントロールできるくらい慣れなきゃいけないわけです。

大げさに言いましたが、すべてのプレーに共通することなので、

これは肝に銘じておいてほしい!


そんなわけで、経験値をためるために行った練習が「パス」です。


ビーチでは練習前にパスをするって文化があまりないように思いますが、

パスは練習としてはものすごい大事です!

通常1試合8人でやるので、2人でパスしたら触る秒数は単純に4倍!

しかも確実に2回に一回は触れます!


ただ、普通にパスをしてもビーチボールの特性上、

そんなにボールをコントロールできなくてもパスは続けられます。

それだと意味がないので、

いくつかの制約を設けて効果を高めます。





まず、前提としてネット越しでパスをします。

これによりお互いがカバーする範囲を限定でき、より精度の高いパスが求められます。

ネットにかかった場合は基本的にはやり直し、でも諦めずにネット使ってあげる練習も兼ねてもいいかもしれません笑


次に使えるパスを指定します。

胸よりも上で、指先を上に向けるように取るのを上側、

胸よりも下で、指先を前に向けるように取るのを下側として

右手の上側だけ、左手の下側だけなど、そのパスだけでラリーします。

お互い相手の取りやすい位置を狙わないとラリーは続きません。


さらに、距離も指定します。

サービスラインよりも前か後か。

これで方向だけではなく力加減も重要になってきます。


まとめると

・右手、上側、前

・左手、上側、前

・両手、上側、前

・右手、下側、前

・左手、下側、前

・両手、下側、前

・右手、上側、後

・左手、上側、後

・両手、上側、後

・右手、下側、後

・左手、下側、後

・両手、下側、後

の6種類12パターンで各50回(25往復)を目指してもらいました。

手と向きと距離だけを指定して、細かいやり方は基本的には自由としました。

指先を使ったり、手のひら全体を使ったり、いろんな工夫をして

対応できるボールを増やしていってもらいます。

やりにくそうだったり、ラリーが続かない場合は個別にアドバイスして、

あとはひたすらパスしてもらいました。



それぞれのボールの触り方、打ち方、はじき方で注意したいのは

掌の向きと、間接の使い方です。

基本的にはボールは手のひらの向いた方に飛んでいきます。

腕を振ってボールに触ると、手のひらの方向が一定ではないので

安定したパスはしずらいはずです。

また、ボールに触った瞬間に

各関節に曲げ伸ばしできる余力があるかどうかも重要です。

特に、肘、手首、指の関節は伸ばし切った状態だと

コントロールするのはとても難しくなります。


さらに、ボールに触った瞬間にコントロールしやすくするために

自分の取りやすい位置に体を運ぶ足運びも大切になってきます。

足を動かさずその場で腕を伸ばして取るより、

足を動かして取りやすい位置に移動した方が精度があがるはずです。

さらにこれはパスだけではなくレシーブにも通じているので、かなり重要です。


まとめると

・取りやすい位置に体を移動し、

・手のひらをボールを飛ばしたい方向に向けたまま、

・各関節に余力を持たせた状態で

ボールに触るとコントロールしやすくなります。


力加減や当たる場所によっても飛び方が変わるので

どんな風に触るとどんな風に飛ぶのか

色々試してみて、

ここに飛ばしたいときにはこうやって触る。

といった自分の体の動かし方を覚えていってもらいます。



だいたい30分間やってもらって全部クリアできたペアはいませんでしたが、

半分以上クリアできたよってペアが何組かいました。

パスは2人いたらできる練習なので空き時間や、練習前にコツコツやっていると

ボールの扱いはどんどん上手くなるはずです。

今後の練習でも、まずパスから始めることで成長の度合いの指針にしていこうと思います。



冒頭でも言いましたが、

パスは全てのプレーの土台となる大事な練習なので

是非個人的にも実践してみてください(^▽^)



次回はサーブについて書こうかな?

ではでは!



 

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